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▼2006年07月04日
裁判所行って来ました。
裁判所いってきました。
被告人はペルー人男性、
被害者は当時7歳の女児、
わいせつ目的殺人等の罪に対する判決公判が開かれましたよ。
本日、傍聴券を求めて裁判所を訪れた人数は、
実に 1,079人!
交付された傍聴券の数は 32 枚。
当然ワタクシはハズレて、のこのこ帰って参りました。



上空には取材ヘリが。
最大5機居ました。

はずれて、帰る皆様と、
それをお迎えに来るタクシーの皆様。
さて、ところで、
この事件がこれほどまでに注目された原因は何故でしょうか。
【その1】
裁判員制度が導入されることにより、刑事裁判の流れについても
見直されようとしております。
その主な目的は「迅速性の向上」で、具体的には
「公判前整理手続」を導入し、争点をあらかじめまとめておいたり、
「集中審理」といって、通常は1ヶ月に1回程度のペースで公判が開かれるのが
通常ですが、この事件では連日開廷され
2006年5月15日の初公判から、なんと2ヶ月弱で判決が言い渡されました。
検察・弁護側ともに相当な負担だったことでしょう。
※被告人が外国人であることもあるし。
【その2】
世論の厳罰を求める声の高まり。
同じ殺人事件でも、
その内容により 懲役3年 〜 死刑 まで幅広く選択することが出来ます。
この中でも「死刑」を選択する場合には、当然それなりの理由が必要で、
どの裁判官が判断しても同じように結論を出すことが出来る「基準」が
設けられています。
そのため、裁判官は別に人間ではなく「機械」でも良いのです。(←皮肉)
今回の場合、「被害者は幼い子供」「わいせつ目的」「責任能力あり」
ということで、世間の厳罰を求める声に応えるかたちで
検察は「死刑」を求刑していたわけでございます。
これに対して今日の判決で、裁判所は
「被害者は1人」であることと
「計画性がない」ことを理由に減刑し、「無期懲役」にしました。
これも死刑選択の基準を
実に機械的に適用して下した判断です。
もし「わいせつ目的」ではなく「営利目的誘拐」による殺害であれば
死刑になっていたことでしょう。
カネ目当てなら死刑で、わいせつ目的なら無期になるようです。
面白い国があるもんです。
【その3】
光市母子殺害事件の被告人(F田)の上告審判決で、
1審・2審を破棄して広島高裁に差し戻しました。
地元・広島市の皆さん(ワタクシ含め)も
ちょうど刑事裁判というものに対する興味や関心を持つように
なっている時期ではなかったのでしょうか。
今回「無期」の判決が下されたことで、
おそらく検察側は控訴することでしょう。
ここで終わってしまっては、それこそ先ほどの
「カネ目当て = 死刑」「わいせつ目的 = 無期」
というひとつの「基準」「判例」が出来上がってしまいますからの。
控訴審は、おそらく当たり障りなく、控訴棄却の判決を
出してくると思います。
大渕さん甘いからねぇ。(←広島高裁刑事部の裁判長)
さすがに上告審では、今回の判決は破棄を免れないと思います。
今回の事件を「計画性が無い」として減刑するなんて、考えられません。
やはり日本の裁判は、
「最初に結論ありき」、そして審理は「その結論に持っていくための
理由を考える機会」なんですなぁ。
上の様子ばかり伺っている、ヒラメ裁判官ばっかり。
投稿者 yas : 2006年07月04日 19:21
コメント
おぉ〜、行かれていたのですね、この裁判に(´・ω・`)
傍聴の競争率高!!!
判決はなんだか微妙なものになっちゃいましたね…。
あいりちゃんが報われるような、誰もが納得いく判決をしてほしいものですが、
世の中そんなうまくいかないものですよね…。
↑投稿者 NaO : 2006年07月05日 00:09
世の中 特に 判決に、疑問???感じているのは、私だけでしょうか????
↑投稿者 響子♪ : 2006年07月05日 09:25
>NaO嬢どの
「小学校のホームルーム司法」を観察しようと、行ってみたのですが、
ものすごい倍率の前に敗れ去りました。。
死刑存否の問題、
死刑と無期懲役の間の大きな格差の問題、
いろいろ難しいもんですなぁ。
>>響子さまーー
(*´∀`)いらっさいませ。
日本の司法は小学校のホームルームだ!!
* 某COPIさん談
↑投稿者 や様 : 2006年07月05日 20:02
